【21卒】就活大学生の迷走日記

どうしようもなく自堕落な大学生の日記です。クリエイターとかいう凄く概念的な広い職業を志して、はや数年。何も前進しないのでブログを始めてみました。今、何をしたらいいんだ?そんな疑問の答えがいつか見つかればいいなと思います。

【就活】好きなことを仕事にしたい。職業選択。

おひさっ。

 

どうも、スーツ大学生です。

 

コロナの影響で面接の日程がコロコロ変わって困惑してしまっている今日ですので、少しばかりブログでも書いて心を休めようかな、そんなところです。

 

 

・・・

 

ということで、本日は

 

好きなことを仕事にしたい。職業選択。

 

とでも題しておきますね、

 

現状、内定0個でお祈りもらいまくりの筆者ではありますが、人生の岐路であるこの就活の活動記録としてこのブログを書いているところであります。

 

今回は、民間企業に就職しようと思った理由について。

 

自分がゲーム業界に就職したいなあと思ったのは2019年末。実家で正月を迎え、ゴロゴロしながら「〇天堂はいりて~」なんて漠然と思っていました。

 

たしかこの時新卒マイページに登録したような。

 

まあ、そんな感じで将来への一抹の不安を感じながら、年を越しても、だらだら生きていました。

 

そもそも、去年の一年間は”公務員”という職に就くために学内講座に通っていました。

だというのに、なぜこのタイミングで民間企業に就職しようと考えたのかといいますと、ちょいと訳があるのです。

 

学内講座を受けている時のこと。ちょっとガタイのよく、ふくよかにも見える男の先生が授業をしていました。行政職なので憲法か、政治かなんかでした。

 

先生は外部の人で、営業にも似た軽快なトークを幕間に披露してくれます。

その先生はなんと元航海士?らしく、いろんな土地を見てきたのだと言っていました。

あの国には~~があって、とか船の甲板は~~でみたいな

 

筆者は授業より面白い先生の話にくぎ付けになりました。自分の知らない世界を知っている人の話は、正直堅苦しいテスト対策よりよっぽど聞きやすかったのです。(まあ真面目に受けろという話ではありますが

 

そして、そんないろんな世界をみて、結果として教壇に立っている先生がこう言ったのです。

 

「いいか、君らも、好きなことを仕事にしなさいな。僕は好きなことを仕事にできた。好きじゃないと辛いこともある。だから、好きなことを仕事にした方がええと、僕は思うねんな。」

 

公務員向けの授業を行う教室でそんなことを言った関西弁の先生に、思わず筆者は吹き出してしまいました。

 

筆者が通っている大学は、地方国立大学程度ですから、就職にめっぽう強いわけでもなければ、起業するひともさほど多いわけではありません。多くは地元の公務員になります。そしてその多くを支えるための学内講座なのです。

 

そこに、好きなことを仕事にしよう。という意志はほぼないように思います。

 

安定

安定

安定

公務員を志望する人の多くはこの二文字に惹かれます。リストラされない、不況でも安定している。給料は階段的に上がっていく。公務員は安定している、というイメージが僕たちを公務員志望へと導いてくれます。

 

大前提として、皆がそうだとは思っていません。地元のために尽力したという人もいると思いますし、第一自分も最初は国家公務員になって国のために働きたいとも思っていました。ですから、あくまでここでいう公務員志望というのは「なりたいものがないからとりあえず安定の」公務員を志望している人、です。

そういう人たちがいる場所で、先生は言ったのです。

 

「好きなことを仕事にしなさい。」

 

と。

 

僕自身、公務員を志望しているのは安定のためでありました。親からも「公務員は安定だ。」「民間に行くくらいなら公務員になりなさい」と何度も言われました。

惰性で受けていた、と言っても過言ではありません。どうすればいいか分からないから、推奨された道をただ歩くことしか出来ない。そんな時間でした。

 

だから、面白いな、と思ったんです。この先生が。

 

航海士だとか、講座の先生だとか、安定とは言われないような、なんならなろうとする人を探す方が大変な仕事についている人が、胸を張って好きなことを仕事にしなさいと言っているんです。

 

安定を目指すことは悪いことではないです。家族が出来ることや、お金が急に必要になったとき、リスクが少ないのは公務員であることに違いはありません。でも、その仕事に興味を持てなければ、好きになれなければ、残りの人生を楽しめるとは思えないのです。世の中には嫌なこともあります。我慢すべきこともあります。まだまだ知らない苦痛が自分を待っているんでしょう。

自分の選択が間違っているかどうかなんて数年たたないと分からないでしょう。今は自信満々でも10年たってこのブログで「仕事失った」とか言ってるかもしれません。自分は路頭にまよい、アルバイトをしているかもしれません。親に言われて公務員になっても仕事が嫌で辞めるかもしれません。どうしたって後悔しない人生が必ず送れるとは言えません。

 

でも、だからこそ。この人生を決める選択の機会でだけは、後悔したくないのです。この選択だけは、胸を張って自分で決めたんだ、といえる選択にしたいのです。そうしないと残りの人生全てに後悔してしまう。今を確かに踏みしめて歩けなければ、未来の地面に立っている想像すら僕にはできないのです。

 

だから今、迷おう。

 

だから今、苦しもう。

 

だから今、嘆こう。

 

だから今、それでも前を向こう。

 

 

自分が決めた選択に将来後悔しないために、今この瞬間を自分の意志で強く生きていたいと思うのです。

 

 

自分はそもそも自分なのかって話も、いつかしたいですね。

それではまた。